岡山土産と言えば、やっぱり「きびだんご」ですよね!
安政三年創業の廣榮堂「むかし吉備団子」は、昔ながらの製法でつくられた本格的なきびだんご!気になる「元祖きびだんご」との違いもレビューしています。
<お土産情報>
店名:廣榮堂
品名:むかし吉備団子 8個入り(個包装)
価格:540円(税込)
賞味期限:製造日から7日
※8個入り(個包装)以外にも、15個入り 1,080円(税込)、20個入り(個包装)1,188円(税込)、24個入り 2,160円(税込)、35個入り3,240円(税込)があります。
廣榮堂
岡山県で事業を展開している、安政三年(1856)創業の歴史ある和菓子屋です。岡山の伝統的で人気のある和菓子「きびだんご」「むらすずめ」「調布」などを販売しています。
店舗は中納言本店(岡山城・後楽園近く)の他、岡山高島屋店や倉敷美観地区に2店舗など、合わせて8店舗ほどを展開しています。喫茶スペースやアートギャラリーのある店舗もあり、観光客や地元のお客さんでに賑わっています。
店舗情報:廣榮堂 中納言本店
電話番号)086-272-2268
営業時間)平日 8:00~19:00、土日祝 9:00~18:00 ※2019年7月頃まで仮設店舗での営業です。
公式HP:きびだんご・和菓子 廣榮堂本店
「きびだんご」とは
岡山県の名菓である「きびだんご(吉備団子)」の「吉備」は、岡山県の旧国名。昔は黍(きび)で作られており、黍団子が語呂合わせで吉備団子になったと言われています。
昔は黍を蒸して四角い「きびだんご」をつくられており、日常的によく食べられていましたが、日持ちがしませんでした。そこで廣榮堂(当時「廣瀬屋」)では日持ちがするよう、黍の代わりにもち米と上白糖・水飴を混ぜ合わせて求肥(ぎゅうひ)をつくり、黍の粉を風味付けにふりかけた「きびだんご」をつくりました。これが現在に繋がる廣榮堂の「きびだんご」です。
はじめて「きびだんご」を食べた時、求肥に似ていると思ったのですが、それもそのはず。「きびだんご」は求肥のお菓子でした!
むかし吉備団子
「むかし吉備団子」は、昭和52年に誕生した本格的な「きびだんご」です。
健康・安全を考えてもち米を特別栽培をするため、岡山市高松地区の農家への特別栽培を委託。そうして手間をかけて出来たもち米を、昔ながらの製法にこだわり、ひと晩水で浸して石臼で挽き、ひとつひとつ調製してつくられています。
パッケージをあけると、空気穴のある透明の袋に入った「きびだんご」が登場!
2口で食べられるくらいの直径3cm程度の大きさです。
弾力があり、求肥というより“お餅”という感じの「きびだんご」です。味は優しいふんわりとした甘さ!
「むかし吉備団子」と「元祖きびだんご」
この二つ、どう違うのか気になりませんか?違いをまとめてみました。
※「元祖きびだんご」の詳細については過去の記事をご覧ください。
一言で言うと、「むかし吉備団子の方が価格が高い、賞味期限が短い、大きさ・見た目は同じ、味は同じで食感が弾力がある、直営店限定」です!詳細は↓こちら。
<価格>
むかし吉備団子 8個入り(個包装) 540円(税込)
元祖きびだんご 10個入り(個包装) 432円(税込)
<賞味期限>
むかし吉備団子 製造日から7日
元祖きびだんご 製造日から20日
<大きさ・見た目>
同じに見えますね。※2枚目の写真は、左がむかし、右が元祖です。
<味>
ふんわりと甘い味は同じように感じられます。
むかし吉備団子はお餅のような弾力。元祖きびだんごは求肥らしいふにゃっと感。
<販売場所>
むかし吉備団子 直営店限定
元祖きびだんご 直営店以外でも購入可
<成分表示>
左:むかし吉備団子
右:元祖きびだんご
むかし吉備団子の方がもち米が多いようです。本格的なきびだんごですね!
違いのまとめは以上です。
評価
味 :★★★★☆
見た目:★★★☆☆
珍しさ:★★★★★
プレミア感・きちんと感のある岡山土産!!
廣榮堂の直営店限定商品ということで、プレミア感のあるお土産です。
ピンクのパッケージは可愛いのですが、渡す相手を選ぶ気もします。中の個包装は普通。箱入りの「むかし吉備団子」に合う個包装だと思います。
弾力があるので食べ応えはあるのですが、年齢問わず食べやすいのはやわらかい「元祖きびだんご」の方でしょうか。
どうしても「元祖きびだんご」と比べてしまいますが、こだわりの製法であることと直営店限定ということで、目上の方へのきちんとしたお土産として良いと思います!
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