国際通り付近での朝食におすすめなのが「第一牧志公設市場」です。市場を見て自分で選んだ食材を、2階の飲食店で調理してもらうことができます。
第一牧志公設市場
60年以上前から沖縄の食材が集まる「沖縄の台所」として知られ、観光客で賑わう観光スポットです。国際通りから入ることのできる市場前のアーケードには様々な食品や雑貨、お土産物を販売する店舗がずらっと並び、歩いているだけで沖縄を感じることができます。
現在(2019年7月より)整備のためすぐ近くの「旧にぎわい広場」を仮設市場として営業していて、少しだけ場所が異なります。2022年3月末に仮設営業を終了し、2022年4月より元の場所で営業開始予定です。
今回は朝食を食べるため、開場してすぐの8:15頃に行きました。早すぎたのか開いていないお店(市場、食堂街ともに)もありましたが、活気のある店舗もあり、お客さんも何組かいました。
<営業時間>※店舗により異なります
8:00~21:00
休み:毎月第4日曜日(12月を除く)正月・旧正月・旧盆 他
<場所>※仮設市場も同じ住所です
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目7−10
<HP>
https://kosetsu-ichiba.com
持ち上げ制度
この市場で面白いのが、「持ち上げ」という制度。1階の市場で販売されている好きな食材を選び、2階の食堂街にある飲食店で調理してらもらうことができる、観光客にとても人気の制度です。
朝食なしのプランで国際通りのホテルに宿泊していたので、朝食にぴったりだと思い利用することにしました。
食材選び
鮮魚をメインに、肉、野菜、果物など、沖縄らしさを感じる様々なものが販売されていました。お土産にちょうど良い、鮮度の良い海ぶどうの販売もされていました。
朝食を食べに来たのと、前日にお肉を食べていたこともあり、お目当ては魚!活気のある鮮魚店で食材を選ぶことに。
カラフルな色の魚に驚いていると、店員さんが見繕ってくれました。きっと他の店舗の方も観光客の対応には慣れていると思うので、お任せしてもきちんとした料理ができるよう見繕ってくれるはずです。写真には写っていないですが、他の魚もサービスしてくれました。
調理代金
全店舗共通で、3品まで1人+500円です。
食材代金を含めて3500円程度(内、調理料金2人各1品ずつ=1000円)でした。
調理後
2階に上がり、飲食店の店員さんに持ち上げ制度利用の旨を伝えます。しばらく店内で座って待っていると、出来上がり!店員さんが席まで運んでくれます。
・青い魚(イラブチャー)のお刺身
慣れない魚の青い色が少し怖かったですが、ぷりぷりしていて美味しかったです。
・蟹のねぎ生姜炒め
蟹が綺麗に赤くなりました。ご飯が進む味で良いです。
あとは、ほっとする味の「あら汁」と、かなりの量の「魚のフリット」をいただきました。ご飯を追加注文し、女性2人で朝食には少し多いくらいの量でした。
気になった方は、ぜひ行ってみてください。朝食にはもちろん、昼食にもおすすめです。沖縄らしい、カラフルで面白い体験ができますよ!